息子は今ガソリンスタンドでバイトをしています。
そこは私が「顔」になっているところで、息子も原付のガソリンを入れるスタンドです。
何故か息子の中学の同級生たちがバイトしているところでもあり、友人つながりで採用されたのです。
私はガソリンはもちろん車検やタイヤの購入もしていて、言わばVIP顧客ですな。
だから、そこでいいのか？お母さんは「顔」だぞ、と念を押しましたが
丸亀製麺の面接で断られ、他にアテが無かったのでそのガソリンスタンドに決めたみたいです。私も責任者から「息子さんがアルバイトに来てくれたら嬉しいです」と言われてたので
採用されることは分かっていました。人手不足なのでね。
まぁ何とか続いていますが、息子は今まで客だった頃は普通にガソリンを入れていたのに
バイトを始めてから、職場で入れるのは忙しくしてる他のスタッフに悪いから・・
と別のスタンドで入れているみたいです。店の売り上げを考えろよ、と思います。
そのスタンドは毎年、カレンダーをくれるのです。
私はそれを楽しみにしてるので、ガソリンを入れに行ったらもらうのですが
なかなか行けないので、今日バイトの息子にもらってくるよう頼みました。
えぇ、数日前から、何度も頼んでたんです。
今日帰ってきた息子に「カレンダーは？もらってくれた？」「あ。忘れてた。忙しかったから」
・・・そうですか、頼んだ私が馬鹿だったのですね。ま、多分そうだろうとは思ったけど。
でも「忙しかったから」は余計じゃないか？単に忘れただけだろ？言い訳するなよ。
頼むと期待してしまう。だから頼まずに自分で解決した方が楽。
息子に対してはもうずっとこんな感情を抱いています。
親に対して通用することが社会に出たら全く通用しないということを身を以て痛感してもらうしかないんでしょうね。
前のバイト先はスーパーでした。そこでとても嫌な思いをしたそうです。
仕事が出来ない息子に対して無視をしたり、笑顔で接したら「笑うな」と言われたり。
嫌われて辛かった・・と泣いた息子を不憫に思いましたが、自分も変わらないといけないよ、
と思うのですが、私が言ったところで反抗するだけなので言えません。
丸亀製麺では見抜かれてしまったのでしょう。だから断られた。
こんな時、父親の存在が効いてくるのでしょうか。
父親がいないから父親代わりの、息子が信頼を寄せる誰かがいればいいのですが、
息子自身も人とあまり関りたがらないのでそんな人はいません。
私では無理です。就職してからが息子の人間としての成長のチャンスだと思っています。
対して私は今日も王将で忙しく働いてきました。
私のような動きは息子には出来ません。なんだかなぁ・・・。
